8823通信

服好き、ロック好き、旅行好き。物は少なくを目指してます。

そして旅は

子供の頃、与えられた絵本が外国の話ばかりで、外国に対して憧れが強かったからか、大学生の私は外国に行きたくてしょうがありませんでした。

バイトをしてお金を貯めて、初めての外国は自分の一番好きな所に行くんだ!!と意気込んで旅の計画を立てて、パスポートとロンドンへの往復航空券+ホテル宿泊バウチャーチケットを手に入れたのは二十歳の時。一番安い、2月です。

高校生のときにOASISRADIOHEAD、映画はトレインスポッティングをはじめとするU.Kシーンにどっぷり浸かっていた当時の私の憧れは、やっぱりロンドンでした。

初めての国際線、バージンの直行便で、同い年のいとこと二人です。

長い長いフライトが終わりに近づいてきた時、窓の外に見えたのは

「雲の切れ間から、のどかな田園風景が翼越しに見えてくる」@地球の歩き方(当時)

そのものでした。

旅行会社のフリーツアーでしたから、入国審査後は集合して、バスに乗せられ、ホテルのあるEarl's Courtへ行きました。

ホテルに着いて部屋がBasement(地下!)だった事に驚きつつ、落ちついた私たちは近くを散策に、もう暗い19時くらいの外へ出たのでした。

 

その時の事を、私は日記にこう書いています。

 

その日はそのまま寝てしまった。

そう言えば、ホテル近くのTESCOという24時間マーケットに行った。

その時、初めて道を歩いた。

通り雨が降った。

信号は車が来なければ、渡るものらしい!!

 

 

この、信号を渡っていいんだ!(欧米は割とそうでした。信号無視とは違う感覚)という驚きと、

今、私、ロンドンを歩いている!!

と強く思ったこと、歩いている自分が嬉しくてしょうがなかったことを、今でも私ははっきりと思い出せます。

そして、「この感じ」をまた体験したくて、旅に出たいんだろうなぁと思うのです。

 

このロンドンの旅の後、いろいろ旅しましたがまた機会があれば書きたいと思います。

昔の旅の記憶と、なんでか旅に出たい理由、もっと考えてみたいですが…

 

今はもっぱら国内旅行です。

当時は国内でどこかに行きたいなんて考えた事もなかったですが、今はまだ小さい子供がいるので、前のようにフッと外国に行く事は難しいですね。

だからこそ、昔行った外国への旅の記憶が楽しい…

でも、国内は国内でやっぱり興味深いですね。

それはまたの機会に。

 

 

ことりっぷ 海外版 ロンドン (海外|観光・旅行ガイドブック/ガイド)

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