秋が深まってきた・昔の旅に思いを馳せる
11月に入り、日が暮れるのが早くてびっくりしたり、日差しが澄んできて、冬に近づく気配を感じたりする今日この頃。
何となくシンとする空気の中、秋に旅した事を思い出します。
例えば、秋のイギリス。
グラスゴーのくすんだ緑が美しかった事、轟々と吹く木枯らしに舞うプラタナスの葉、マンチェスターの、朝の光。
私の場合、外国の旅行で一番印象に残るのは、天気や気温だったりします。
イギリスは曇りがちな天気で有名ですが、曇っているというか、雲が多い天気、というような、雲が多いけど晴れてる、みたいな印象です。
イギリスの秋の空は青くて、雲が流れていて、澄んだ天気でしたね。
日本の秋と違ってキツネ色の柔らかい日差しではなく、スカッと青い印象。
食事は本当にまずくて最悪だったけど(そもそもパンがまずい)、あの透き通った空気をまた感じに行きたいなあ…
あと、晩秋だったけど旅したイタリア。
ミラノは霧。そして寒い!
枯れ葉が舞う景色に、頭の中でサニーディ・サービスの「枯れ葉」が流れていました。
Sunny Day Service - 枯れ葉 - YouTube
イタリアはミラノとフィレンツェとボローニャに行きましたが、どこも食事が美味しくて、でも同じすぎて飽きたり…
空気に慣れなかったのか、風邪をひいて熱を出し、一緒に行った友人に介抱されたのも懐かしい。
埃っぽくて、ざわざわしたイタリアの街。
日本に帰ってきて、汚い、と思っていた新宿駅がものすごくキレイに見えた、あの感覚。
そんなイタリアにも、また行きたいなあ…
今は行きたいところにパッと行けるようなフットワークの軽さはありません。
家族に私の好みや希望を押し付ける訳にもいかないし、時間も金もない!
でも思い出す事は出来ます。
久しぶりにサニーデイでも聞きながら、旅の手帳でも読み返そうかな…