8823通信

服好き、ロック好き、旅行好き。物は少なくを目指してます。

シンプルライフについて・空間編

ミニマリズムとかシンプルライフについて考えてみました。

たくさん考えることはあるので今回は空間について考えてみます。

 

過去にたくさんの服、本、その他もろもろの物に囲まれていた私が一人暮らしを始めようとした時、その荷物の多さに辟易したのは言うまでもありません。
泣く泣く、本や雑誌(私は雑誌育ちで、雑誌社でアルバイトしていたくらい雑誌好き)を処分しました。
同時に実家も引っ越しになり、実家に残しておく、という選択肢も厳しくなり、自分の知らないところでもかなりの物を処分したと思います。
「処分するのって凄いエネルギーがいるなぁ…だったら増やさなきゃ良いんだな」
とその時悟りました。
 
そんなで一人暮らしからいつしか家族ができ、家は自分一人の空間ではなくなりました。
そんな中でもかつての悟りから、物はそこそこ処分していたし、とりあえず意識しない範囲で増やすことはないように気をつけていました。
が、しかし。
本や服、雑貨など意識は小さいものばかりに注がれていてそれらがあったりなかったりで物を計っていました。
そしてある日、気がつきました。

スペースがないという事に。

我が家は6畳2間にキッチンという間取りで、それぞれ居間的な部屋と寝室的な部屋にしています。
居間的な部屋はシェルフとTVしかないんですが、寝室的な部屋の方はベッドと本棚があるのですがそれが大きい。

で、スペースがない。

ベッド、でかい…本棚、ややでかい…

これなくしたら良いんでないか??

ベッドと本棚をなくす、という選択肢は全く出てきた事はなかったですね。

ベッドは寝るために必要、本は多くはないけどそれらを収納するために必要

そんな認識でした。当たり前にあるもの。

ところでその少し前に、我が家は賃貸でも敷ける無垢檜の床にしたのですが、
ユカハリ|nishihour.jp

 

この床、無垢板故に凄く気持ちいいんです、裸足でいると。

その床が気持ちいいのに、ベッドで部屋の半分が隠れている、しかもベッドの下には衣装ケース、そのベッドの向かいには本棚。

床面積が少なくて、檜の床、全く活かせてなかったのです。

それに気づいたらいても立ってもいられず、区の粗大ごみ出しの準備をダッシュでやり、ベッド、衣装ケース×3、本棚をキッチンに移動するので不要になったレンジ台を最短で出しました。家族に話すも賛成。(と言うより無関心)

この時悟ったのは、

物を処分するのにもお金は(結構)かかる。買うときにこの事も考えないといけない

という事です。

さあ、大型家具をポンポン処分した後の家は…

空間が!スペースが!床が!

たくさんあります!

床が気持ちいいので、しばらくは床で大の字で寝てました。息子の布団を枕にして…

身体が固いからか、床での睡眠に全く支障がなく、このまま行ったらずーっとこのままになるかも…と思い、一応折り畳めるマットレスを購入しました。

布団の感覚ですね。昼間は折り畳んで壁に寄せています。

そのおかげで床は相変わらず広く取れているし、サラサラの床は夏の生活を快適にしてくれました。

空間が多いのは、この物が溢れている今の時代には貴重だな、と思いました。

また、処分した事で、物の持ち方も考えるきっかけになりました。

 

物を捨てても部屋がすっきりしないなあ、とか

手っ取り早くすっきりしたい!

なんて方は、無くす事すら考えた事のない物を無くしてみるという発想をしてみると良いかもしれません。

 

物の持ち方、考え方、そういうのも書いていけたらなあ、と思います。