気持ちの良いシルバーウィーク・そんな日に聴きたい音楽と見たい映画
雨が降っています。
今年のシルバーウィークはとても天気が良い、気持ちの良い休日でした。
カラッとしていて、風があって、明るい涼しい天気で、こういう天気だと、聴きたい音楽もなんとなく影響されたりします。
ここ一週間、私が聴いていたのはこれ。
Coconut Records "West Coast" - YouTube
この曲も入ってる「Nighttiming」というアルバムをずーと聴いています。
曲名からいって、西海岸の雰囲気いっぱいの気持ち良い曲です。
動画ではプロスケーターでアーティストでもある、マーク・ゴンザレスがいますね。
きっと、西海岸ってこんな気候なんじゃないかな…と、行ったことのない西海岸に想いを馳せます。
ちなみに、このCoconut Recordsとは、アメリカの俳優、ジェイソン・シュワルツマンが一人でやってる(やってた)バンド?で、仲間内の俳優や友達のヘルプがありながらも、一人で作って歌っていたようです。
本業ではない事を、飄々と、実はソフィア・コッポラとはいとこ同士(F.F.コッポラ監督は叔父)という、恵まれている環境で作ったであろうこのアルバムは、とても聴いてて軽やかで、イケてないところが反対にセンス良く、絶妙なバランスで成り立った不思議なアルバムなんですね。
今年の連休は、子供が田舎のジジババのところに行っているので、ひとり静かな日々だったのですが、そんなかなり久しぶりの静かな時間を(と言っても、大掃除・大洗濯したり、シンクを磨いたり、模様替えしたり、かなりハードに動いてはいたのだけど)この音楽を聴きながら過ごした訳です。
ジェイソン・シュワルツマン、好きなんです。
と言っても、夢中になる程でもなく、うん、そう言えば、好き、くらいに思っております。
いい味出してるんですよね。
全然美形でも、スタイルが良いわけでもなく、地味なんですけど、気になっちゃう何か出してるんですよね。
主演でW.アンダーソンの「天才マックスの世界」に出てるんですが、これ、良いです。
DVD持ってるんで、今回はこれを観ました。
昔、劇場で観たんですけど、改めて、家でじっくり観てみました。
話はどうしようもないと言うか、ダメダメ兄弟の旅路なんですが、キャラがなんだか、それぞれ憎めないですねぇ。
私のお目当てのジェイソンは三兄弟の末っ子、ジャック役です。
いいねーいいねーいい味出してるねー
の役に、表情がまたウケるんだー
やっぱり好きですねー
この映画、映像も美術も美しいし、音楽も良いんですよ。
キンクス、ストーンズなどのロックと、インドの音楽が、オフビート感たっぷりです。
ジェイソンはかっこ良くないのに、時々憂いた表情をする人で、特に笑ってない顔がとても良いのです。
「マリー・アントワネット」の時は本当にイケてなかったけど、「ダージリン急行」は本当に素敵に見えるのよね…
この映画では、ルイ・ヴィトンとマーク・ジェイコブズが協力していて、おそらくヴィトンのバッグがすっごく素敵というか、可愛いです。
全然関係ないんですけど、字幕で観た後、吹き替えで観てみました。
…全然印象変わるものですね…
ジェイソン、イケてないのに、日本語の声はイケていた…
不思議な感じでした。
この休日は、ジェイソンを堪能できて、とても幸せでした。
今度は「天才マックスの世界」また観ようと思います。
あ、いとこ同士ですね
おまけ
監督のW・アンダーソンの着ているものが気になりました。
いつも白っぽいジャケットを着ている。